① リフューズ
使わないモノは貰わずにすることで、消費を減らす。
② リデュース
使うモノを選定し、使う量も減らす。
③ リユース
そのまま使いまわせるモノは、使ってもらう人に廻す。
④ リペア
修理・メンテナンスすることで使いモノの寿命を延ばす。
⑤ リサイクル
資源として分別し再加工して商品化させる。日本国内で一般的に言われるリサイクルはリユースやリペアが多く、ハンドメイドで作り直したりすることがリサイクルに近いでしょうね。

この１世紀あまり、科学の進歩とそれをわれわれの活動に活かそうとする技術が、荒れ地を農地に変え、砂漠に都市を誕生させ、新しいエネルギーの採掘を可能にしてきました。さらには資源の利用効率を高め、物流をスピードアップし、コミュニケーションをより迅速にするITや通信技術の進歩もありました。ところがその反面、農地が荒れ地になり、都市が砂漠になり、再利用できない資源がゴミとしてあふれ、物流のスピード化が格差社会を生み、コミュニケーションの弊害が新たな断裂を生んでいます。
「人類の進歩を支えるのはけっして強い目的意識だけではない。人の持つ自由な魂こそが、新しい技術、新しい発見、新しいアイデアの順で興り、われわれの可能性を広げるのである」（大河内直彦）