任務に対する責任感というと堅いイメージがありますが、職業にたいする責任感といえば一般的の企業人やサラリーマンにも当てはまると思われます。人を機械の歯車のようにあつかい、強制された仕事にいやいや従事させるような時代や国家ではなく、職業選択の自由が保障されているわが国のような社会においては、みずから選択した職業に責任を感じて仕事に取り組んでいると思われます。そうでなければ社会そのものが成り立ちません。そうなると、どんな人の下でその仕事を行うのか、どんな仲間とその仕事をするのか、私たちの関心はそこに集中することでしょう。