< 現在のコンクリートの問題点 >
コンクリートの劣化には多くの原因があげられますが、そのほとんどが湿気や硫酸塩系が水に溶け、変化したことが関連しています。一般には、コンクリートの水に対する耐性が強いほど、その浸透性は低くなり、劣化に対する耐性も大きくなります。
COSMO AP-2000の特徴
コンクリートの表面下にシリカヒドロゲルを生成し、コンクリート内部の毛細管を密閉することで恒久的なシーラントソリューションを実現可能にしました。
COSMO-AP2000は、水系独自のコロイド状ケイ酸塩ベースに反応性の高い触媒剤を含み、コンクリートの表面下にシリカヒドロゲルを生成し、コンクリート内部の毛細管を密閉することで恒久的なシーラントソリューションを実現可能にしました。
COSMO-AP2000は、毛細管の湿気、及び、鹸化を引き起こす可能性のある内部化学反応によって発生する、剥離、亀裂、及び、結合の喪失を防ぎます。
また、アルカリ骨材、アルカリケイ酸塩の反応性によって劣化するコンクリート劣化を阻止します。
COSMO AP-2000 製品メリット
・セメント内部の水分をコントロールし、埋め込まれた鋼のサビや腐食を大幅に遅らせます。
・従来のコンクリートは、水につける、または、水を吹き付けて硬化させていましたが、30日から60日程度、水に浸かっているのと同等の効果が得られます。
・耐熱性、耐酸性、耐薬性を向上させます。
・強度を高め、耐摩耗性を向上させます。
・pH値低下によるコンクリートの劣化を防ぎます。
・使用したスプレー器具などは、水だけの清掃が可能です。
・施工後のコンクリートは、カット時の挨の発生を軽減できます。
COSMO AP-2000 施工準備
・コンクリートが歩けるくらいの半乾き状態から施工できます。
・気温 2°C以下での施工は出来ませんので、気温が低い時は、あらかじめ周囲の温度をストーブ等で暖めてください。
・また、気温 37°C 以上の高温時の施工の際は、ミストを吹き付けて、表面の温度を下げて施工してください。
・風が強い時は、周囲に液剤が飛び散らないように、十分に注意をしてください。
・ガラス、アルミニウムは、特に液剤が付着しないように、必ずマスキングをしてください。
・天井、壁面にフレームを設置している場合、フレームを外す際に水性の剥離剤を使用してください。
COSMO AP-2000 施工方法
・狭い範囲であれば、手動のスプレーでの施工が可能です。
・広い範囲の施工は、エアレスポンプ(ペンキ塗布用で可)を使用してください。
① ポンプの圧力は 1500 PSI にしてください。それ以上だと、コンクリートの表面を破壊してしまう恐れがあります。
② スプレーチップは、塗布面から 約15cm 離して、常にその高さをキープして噴霧してください。
③ スプレーは、施工面に対して 90° に吹き付けてください。まずは、東西に噴霧します。スプレーを往復する際に、半分重なり合うように噴霧してください。
④ どんどん染み込むので、繰り返し吹き付け、表面に液体が溜まる寸前で止めます。
⑤ 10分 程度放置し、表面の光沢が消えたら、すぐに南北に噴霧します。乾燥させないでください。
⑥ 施工後 5分〜10分後 に水溜り部分をほうき等で分散してください。水溜りを放置すると岩状に硬化してしまいます。
⑦ 垂直な壁への塗布は、下から東西に塗布します。その際に、噴霧箇所が半分重なり合うように塗布してください。次に、南北に同じように、半分重なり合うように噴霧してください。
⑧ 低い位置に溜まった液剤は、ほうき等で分散させてください。
⑨ 不浸透性のコーティング、カバーなどの塗布は、COSMO-AP2000を塗布後、新規のコンクリートで28日間後、既存の場合は72時間後に塗布できます。
COSMO AP-2000 エビデンス1:[ 耐食性試験 ]
◆質量損失における高い改善度あり。96%、86%
COSMO AP-2000 エビデンス2:[ 腐食度実験 ]
腐食状態の基準値表↓
COSMO AP-2000 エビデンス3:[ 炭酸化耐性 ]
◆ KD-300との組合わせで 5% アップ
COSMO AP-2000 エビデンス4:[ 耐摩耗性 ]
◆ KD-300との組合わせで 70% 改善
COSMO AP-2000 エビデンス5:[ 塩化物池試験 ]
◆ KD-300との組合わせで 最高で 353% 改善!