地球環境とわれわれにできること
電力使用量削減で、昼休みの消灯など日頃の地道な取り組みだけでなく、電力デマンドをはじめとする設備導入の際に、効果算定・テスト導入による調査検討を行うなど、その取り組みステップが他社の手本として今後も期待できる。
2008年省エネ法改正で、工場・事業場単位のエネルギー管理から、事業者単位でのエネルギー管理に規制体系が変わったことを受け、2009 年度に新たに2010年4月から省エネルギーやCO2削減活動および環境や社会に貢献する企業活動を行ってきた。
この活動では、これまでの環境保全の取り組みに加えて、エネルギー使用量の8割強を占める電力使用量の削減に重点的に取り組み、単位当たりエネルギー使用量を毎年1%ずつ削減する目標に向け、31項目の省電力項目を設定し実施。
この結果、1年間で約20万キロワット時の電力削減効果を出した拠点や、必要照度を見直して350基の照明を削減し、年間約40トンのCO2排出を削減した拠点など大きな効果が出ている。