公園やご自宅の庭などに、化粧用・雑草防止用などを目的に、厚さ5~10㎝程度に敷き、転圧をかけます。もしくは流出を防ぐため樹脂などと混合する場合もあります。
広葉樹は白っぽく、針葉樹はやや赤みを帯びた感じになりますが、針葉樹は腐食が遅いため長期間に渡って雑草の繁茂を防いでくれます。針葉樹チップの中でも特にヒノキのチップは腐食しにくく、また敷設後しばらくはヒノキの香りがお庭に拡がり、ちょっとした癒しの場となります。
また、人や動物が直接触れる場所にもチップは適しています。チップを敷いた後は適度な柔らかさができ、足にも優しい感触になります。下の写真の公園では裸足になって横になっている人も見られました。愛犬のドッグランにも最適です。これらには、原木が原料の切削チップをお奨めします。
専用サイト→ “破砕分別.com” はこちらから
<バイオマス資源として>
薪・木材チップなどはそのままエネルギーとして消費できるにもかかわらず、あえて加工して消費している例として、木質ペレットがある。山から切り出した材木や廃材は、比較的少ない手間で薪や木材チップに加工でき、薪ストーブやチップボイラーなどの燃料として利用することができる。これに対して木質ペレットは、化石燃料や電力を消費するプラントにおいて製造され、ペレットストーブの使用時には電気ファンによる送風などのための補助的なエネルギーが必要ではないことがわかった。